新しい葬送のかたちを提案します         ♪私のお墓の前では泣かないで下さい♪♪


都市生活者の大半が、自分が死んだ時入るお墓は、まだ決まっていないと答えます。
少子化、核家族化などの理由のほか、人々の価値観が多様化し、宗教的感情も幅が広がり、
葬送の自由や、遺骨に関する考え方が、以前よりのびやかになってきています。
柔軟な考えをもつ世代への交代とともに、この傾向はこれからはもっと急速に進むものと思われます。


変わり始めたお墓の考え・・・

お墓は要らないと考える人たちが増えだしました

人間は大地から生まれて、母なる大地へ還るのが自然だと考える人たちが増えてきています。

自分のお墓が持てない

都会ではお墓の取得費がかかりすぎます。民営だと墓石や管理費込みで2~4百万円位かかりますし、
公営は倍率が高くて抽選に当るのが難しい。又、どちらも毎年の管理費がかかります。
このため都市生活者の住居近くではお墓を持ちにくい状況になっています。

お墓の承継者がいない

生活空間が広がった現代社会おいては、転勤による住所移転や、海外滞在なども稀ではなくなり、
お墓を建てても管理して行けない場合があります。 また単身者や子供のいない夫婦が増えていますし、
一人っ子同士の結婚も多くて、お墓を守ってくれる人がいなかったり、いても子供に将来の負担をかけたくない、
或いは子供を煩わせたくないという親も増えてきました。

一緒のお墓に入りたくない

夫とは一緒のお墓でも良いが、現実に入るのは婚家のお墓です。
主人の実家のお墓には入りたくないという人が結構おられます。

お墓が嫌い

狭くて、寒くて、重くて、暗くて、寂しいお墓に独りで入りたくないという人もいます。

自然環境を守る考え

山を崩し、墓石を建て、コンクリートで固めることがすべて自然破壊に繋がるという考えもあります。


お葬式は誰のため、葬儀をしない考えさえ増えつつある

自分の宗教・宗派を問われても答えられない人が多く、日本では無宗教者が増えています。
遺族がいなかったり、いても他者を煩わしたくないという考えもあります。
お金ばかりかかる形式的で古い葬儀習慣を改め、 死後にお金を使わない考えや、
遺体や遺骨は魂の抜け殻にすぎないとして、それへの執着を捨てる考えの人もいます。
また、お金によって格差がつく戒名、法名、法号などを不要だという人もいます。


さぁ、みなさんも新しい葬送のかたちを考えて見ませんか。